yokko's photo diary

yokkos.exblog.jp
ブログトップ
2006年 08月 24日

床屋談議?

処暑も過ぎ、そろそろ秋の気配を感じることが出来る頃になりました。
髪もカットしてすっきりしようと美容院へ・・・
もう何年もカットだけなので儲からない客と言われながら、20年以上通っているそこでの雑談。

私がカメラで遊んでいるのを知っている美容院の人は職業的社交辞令でしょうが、
「今度写真を見せてね。」
と、言ってくれます。
この夏の伊吹山へ行って撮ったシモツケソウを見たいと友人が言ってくれた時の、
高山植物のプリントがあったので持っていきましが、
美容院の人は高山植物には特に興味は無かったようでした。


それよりも、盛り上がったのはとても写真がお上手な他のお客さんの撮影テクニックについてのお話し。
その方は・・・あまり詳しく書くわけにはいきませんね・・・。
以前は私程度の腕だったのに、短い期間でメキメキと腕を上げられて・・・・
プロではないようですが・・・すみません、個人情報に引っかかりそうなところは省きますね・・・
その場にはいらっしゃいませんでしたし、知らない人ですし・・・。

で、その方は、コンテストにも入賞されて、撮影旅行もかなり遠出もされていらっしゃるとか・・・
その方の撮影方法は、ベストショットの写真は大勢が撮って、しかもお上手な人がいっぱいだから、一味加えるんだそうです。
人が行けない川の中に三脚を立てるとか、
棚田のあぜ道にはランドセルを背負った子供を何人か・・・
もちろん通学路ではないこの道には、そう都合よく、構図にピッタリのところに子どもが歩いてくるわけも無く・・・
お孫さんを置くんだそうです。
高原のお花畑のような風景にぽつんと見える、麦藁帽子を被って野良着をきた老婦人・・・
それは奥様。
花にはもちろん蝶やてんとう虫などのアクセサリーですね。
虫さんだってここと決めたところに・・・でも、孫や奥さんのように言うことをきいてはくれません。
半殺しにして、一番いい場所に置くんだそうです。死んでしまっては駄目。


ネットで時々拝見していた素晴らしい写真を掲載しているサイト、そこで雫を撮る裏技紹介がありました。
霧吹きとスポイトを写真つきで、使い方も詳しく説明してあって、それを読んだら、
それはそれは見事な雫に対する気持ちが醒めていくのを感じて、なんだか寂しかった時の事を思い出しました。


勿論、写真はアートですから、絵の具と筆の代わりにカメラで絵を描くわけですよね。
それが悪いわけも無く・・・いろんな表現の仕方があるって、当然頭では承知していることです。
霧吹きもスポイトも奥様もお孫さんも、素晴らしい作品を作るための演出をお手伝いしているわけです。
でも、頭では解かっていても気持ちとしては、写真は自然との出会いの瞬間。なんていう幻想のようなことを想っていた訳です。

それにしても・・・審査員の眼は誤魔化せても、自分の手で虫を半殺しにして撮ったその写真は・・・
その写真を見て美しいと思えるんでしょうか?
壁に飾れるんでしょうか?

私だって、虫も殺さぬお嬢様ではないですよ・・・でも・・・
自分で育てたベランダの花を撮りたくてデジカメを買った程度の、素人以前の私には到底理解できない芸術の世界のお話でした。
[PR]

by yokko812 | 2006-08-24 22:52


<< ヤブラン      ランの館。。。 >>